一流のセラピストを目指すのであれば、全身の関節の弾力の検査と調整をマスターする必要があります。

関節の痛みが回復するのはあくまでも時間が必要です。

80パーセントの患者さんが回復までに12週間を要する重傷なケースが、腰椎椎間板ヘルニア、頸椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症、頸部脊柱管狭窄症などです。

このようなケースの95パーセントは自然治癒が可能です。

しかしながら最初の4週間は、下肢や上肢に日常生活を営めないような激痛やしびれが起きます。

したがってその時期に必要不可欠な治療は消炎鎮痛剤による適切なケアーです。

言い換えると6週間で痛みはピークアウトし症状は回復に向かうのです。

このような病気が発症する原因は関節被膜の弾力の異常です。

しかしながら根本改善するためには、適切な検査と調整が必要であったとしても、急性期のケアーは

関節の弾力が失われる原因はさまざまですが主に次の要素が考えられます。

1、外傷

2、炎症

3、悪性腫瘍

4、奇形

5、先天異常

単純性関節の慢性期以外のケースは、投薬や注射が必要であることを学習しましょう。

そしてセラピストが改善できる症例は、単純性関節炎でかつ可動域がマイナス10パーセント以内であることを肝に銘じるべきです。

具体的に言うと、変形性股関節症の患者さんで靴下をはくことができないとか、車の乗り降りに支障がある状態が3か月以上であるケースが改善した症例は一例もありません。

私の臨床経験は46年です。

私と同じ臨床経験の年数だとしても、私以上にあらゆる経験を積んでいる方はそうはいないでしょう。

専門書を14冊。

専門家向けのDVDを10本出版しました。

20年以上日大レスリングのヘッドトレーナーを通じて弟子を育成し様々な経験を積みました。

私が開業している茨城県牛久市は、筑波研究学園都市に隣接しているために様々な分野の研究者と交流があります。

そして美穂のトレセンに隣接しているために、あらゆるケースの骨折や捻挫や打撲、肉離れの後遺症に遭遇してまいりました。

情報がインプットされているだけではなく、新型コロナによるパンデミックの影響で激減した現在でも年間100回以上講義をしています。

このような経験を通じて情報リテラシー(情報の取捨選択の目利きになること)に関しては本当に鍛えられてまいりました。

このような経験を乱暴にまとめると、うまい話はないという事になります。

平均余命の計算式は、80歳から年齢をひいて3分の2をかけたものです。

したがって現在65歳の私の平均余命は10年となります。

私には無駄な時間を浪費する余裕はありません。

ノーベル賞はゼロから1を発見した研究者に与えられるものです。

全ての発見がが1から100になるとは限りませんし、たとえできたとしても100年かかるケースも珍しくはないのです。

日本人の死病原因の第一位は悪性腫瘍です(およそ38万人)

ガンが発症する遺伝子のスイッチのオンオフができる方法は現在のところ発明されていません。

乳がんから始まったがんの全摘手術が無効であることは世界の常識ですが日本の非常識です。

アメリカでは全摘手術が0,9パーセントであるのに対し、日本では60パーセントです。

紛争死史観の日本以外の国に対し災害死史観である我が国は、ルールを変えることを嫌う傾向が強いのです。

これについては大石久和先生のオンライン国土学ワールドをご覧いただき、著作をよむことをお勧めします。

どうして日本人はこのような考えをするか、それに対し日本以外の国は全く違う考えなのかを深く理解できるはずです。

ネット社会の現在は、比較、納得、購入の時代だといえます。

日本を理解するためには、日本とドイツを比較するとか、日本とフランスを比較することではじめて日本が理解できるのです。

関節の運動は、自動運動、たわみ運動、遊び運動の3段階があります。

筋肉の運動に関しても同様に考えましょう。

これからの時代を生き抜くためには、自分の頭で考え、自分の言葉で話し、自分の意見を言う、本当の教養を身に着けたセラピストになることです。

そのためには自分が心から腹落ちすると思える本や人に触れることが大切です。

もう一度繰り返します。

うまい話はありません。

がんが治るとか、難治性の関節相が改善する、働かなくても金が儲かるとかという話があったらそれは全部詐欺です。

自分自身が本物になればより良い情報が集まります。

そして情報を伝えるのは人間なのです。

一流のセラピストに囲まれて勉強することで、一流になれなかった人はいないのです。