東京 整体学校

<従来の手技療法とリハビリテーションには限界があります。! その理由は次のようなものです。 手技療法やリハビリテーションを用いるセラピストの多くは保険診療の制約を受けているのです。 具体的には全身に存在する約200個の関節のケアーはやりたくてもできないからです。 また時間にも制限がありますので、全身の関節の調整はできないのです。 代替医療のセラピストの中で国家試験を保有し開業権があるのは、柔道整復師。按摩・マッサージ・指圧師。鍼灸師。に限られます。 大平内閣の時に始まった構造改革により制限が撤廃された職業で過当競争のために賃金が下がらなかった業種はありません。(特にバブル崩壊後の消費増税が始まった1997年以降の20年間は可処分所得が平均150万も下がりました) 上記の国家資格保有者の内、特に人気の高い柔道整復師は学校が飛躍的に増えた結果、売り上げや年収が確実に減少し続けているるのが現実です。 また売り上げを補てんするために、介護(デイケアサービス)や出張リハビリ(実際にはマッサージが主体)などが行われています。 急性痛(脱臼、骨折、ねんざ)の専門家であるはずの接骨院に腰痛や肩こりなどの慢性痛の患者さんがケガということで通院する方も多いと聞きます。 また3年で開業してしまう柔道整復師を減らすために、3年間のインターン制を開始することが決定しています。 民間資格で開業している、整体やカイロプラクティック、リフレクスオロジーなどのセラピストの方も、経営者は外注扱いで業務委託をしているのです。 場所だけ提供して、売り上げの50パーセント程度を支払うという話も耳にします。 人間の体を扱う以上、患者さんとセラピストの両方を守るために、何らかの筆記試験や実技のテストを国家レベルで行うようにならないものでしょうか。 小泉政権で竹中平蔵氏らが勧めた構造改革や規制緩和、緊縮財政、グローバリズムは確実に国民を貧困化し続けています。 欧米でこのような政策をとり上げた結果悲惨な状況になっているのにどうしてやめないのでしょうか。 デフレが改善しない理由はインフレの抑制に有効な政策を誤ってデフレに用いていることなのです。 国民の努力が足りないのではなく、こんな時こそ政府の財政出動がデフレ解消に必要な政策なのです。 エラそうなことを言っていますが、正直に言うと私自身昨年の初めにコロナ騒ぎで経済的に困窮し経済の勉強を始めた次第です。 正しい貨幣科観と正しい国家観が勉強できるのは三橋TVしかないと思い、三橋氏とそこに登場する先生の本をできる限り読みました。 日本青年会議所、新潟県十日町支部主催の「三橋高橋氏のMMT入門リモートセミナー」をご視聴することをすべてのセラピストにお勧めします。 閑話休題。 私が考案した関節ニュートラル整体を簡単にわかりやすく説明します。 網戸がレールから外れた状態を想像してみてください。 関節の痛みの原因はこのような状態なのです。 極論を言うと従来の手技療法は、このような状態をお祈りで改善しようとするしようようなものです。 網戸を少し持ち上げてレールの上に戻すことがベストです。 つまり関節のゆがみを元に戻す(外れたもの元に戻すのではなくて)というような発想ではなくて、一度外してから元に戻すということなのです。 ペットボトルに例えてみます。 慢性痛の関節の調整はこのようなイメージです。 緩んだふたを締めるか、きつく締まりすぎたふたを開けやすい程度に緩めるかというだけです。 その反対のことを行っては結果は出ません。 背中の関節の痛みの調整について考えてみましょう。 1、後方から前方の回旋。 2、前方から後方の回旋。 3、後方から前方の回旋を伴った前屈。 4、前方から後方の回旋を伴った前屈。 5、後方から前方の回旋を伴った側屈。 6、前方から後方の回旋を伴った側屈。 7、後方から前方への回旋を伴った伸展。 8、前方から後方への回旋を伴った伸展。 9、圧縮。 10、けん引。 1から8は左回旋と右回旋がありますので合計で16. つまりすべての合計で18の運動パターンの検査と調整がそれぞれの関節(脊椎椎間関節)の調整に必要なのです。 関節の調整を外れた網戸やペットボトルで例えましたが実際はわずか1ミリ以下の動きでしかないので安全です。 同時にそれ以下の動きで十分なケースも多いのです。 作業分解して行うことで複雑に見える仕事も簡単になるのです。 幸い網戸やペットボトルと違い、関節には被膜(皮膚、筋膜、筋肉、神経、血管、靭帯、軟骨など)があるので復元力があります。 関節を元に戻そうとするのではなくて、わずか1ミリ以下の運動でゆっくりと安全確実にずらすことで元の状態に復元するのです。 不揃いな部材が、総もちで支えあっているのが現実の人間の関節です。 身体を支える固さとしなやかさを確実に復元できる関節ニュートラル整体を学んでみませんか?