関節ニュートラル整体のベースは次の3種類です。
1、カイロプラクティックの最も効果的な技術であるモーションパルペーション&マニュピュレーション(動的触診法と手技療法)。
2、理学療法の集大成であるPNF(固有受容性神経筋促通手技)。
3、体のゆがみを整えることを目的とした筋力トレーニング。
この3種類のテクニックを徹底的に学び、その応用系を学ぶことができれば関節ニュートラル整体をより一層確実に理解しそのテクニックを最短でマスターできるはずです。
例えば要約された世界史や日本史をマスターすることで、現在起こっている問題の根源が理解できます。
私が敬愛する現代国語のカリスマ講師である出口汪先生によると、論理は次の3種類に要約できるそうです。
1、イコールの関係。
2、対立の関係。
3、原因と結果。
私も出口先生の著書を読んで、論理的に話す、論理的に書く、論理的に考える、論理的に読むことをほんの少しだけ理解できたつもりです。
しかしながら関節ニュートラル整体を教えることになると、つい論理語ではなく感情語を使ってしまいます。
「百聞は一見にしかず」という言葉があります。
今年の11月29日(いい肉の日だそうです)に念願の特許出願(関節の痛みの根本原因である下肢の廃用性萎縮を改善できる世界初の健康器具です)が完了しました。
私の患者さんに協力していただいて、何とかデモ機を製作しました。
その患者さんに、私が苦労して制作した特許出願の文章を見ていただきました。
ところが実際にデモ機を製作した患者さんが、「文章だけだと本当に難しいもんですね」という感想をいただきました。
反対に映像と語りの説明があれば、何とか理解でき製品を作ることができるそうです。
その話を聞いて、まさに天の啓示をいただきました。
関節ニュートラル整体は運動です。
運動には3種類の段階があります。
1、自動運動。
2、たわみ運動。
3、遊び運動。
具体的に説明します。
Vサインをしてみましょう。
これが自動運動です。
その状態から反対の手で開くとたわみ運動が起きます。
開かないから閉じるといいながら10回繰り返しましょう。
最後に限界点からほんの少し弾力を見ましょう(バリスティックストレッチ)
これがモーションパルペーション&マニュピュレーションです。
この技術が開発された当時の平均寿命は、現在の半分以下でした。
したがって超高齢化社会に適応するには、テクニックを現代風に進化する必要があります。
その大変な作業はすでに完了しています。
またマスターに必要なドリルもすべて完成しています。
足りないのは動画です。
サッカーや野球を文章のみで理解するとしたら、、、。
マスターできる方は皆無かもしれません。
新型コロナ感染症のために、東京療術学院でPNF整体のリモート授業を経験させてもらいました。
そろそろ本気を出して関節ニュートラル整体を広める時が来たような気がします。
死ぬ気で頑張ってもひと月に1回では自転車に乗ることはできません。
毎日映像を見ることができれば毎日練習していることになるのです。
そんなことを考えながら、今日も極寒の中でヘラブナ釣りをした次第です。
日の出から日の入りまでやりたい!