人体には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在するのをご存知でしょうか?

それぞれの関節には8方向に1ミリずれて復元する免震構造システムに勝るとも劣らない素晴らしい機能があります。 この機能があるおかげで我々の体は、けがや関節の痛みから守られているのです。 それは巨大地震の衝撃を10分の1以下に緩衝する免震構造システムに勝るとも劣らない素晴らしい機能なのです。 しかしながら、そのありがたみは災害時になって初めてわかるのです。 10年前の東日本大震災の時に同じ高さのマンション(18階)に住んでいる方が2名来院されました。 お一人はコップ一つ割れないのに、もう一人は家具やテレビが転倒したりしてひどい目にあったと話していました。 被害がなかったマンションは免震構造。 被害があったマンションは耐震構造だったのです。 人間の関節もガッチリしているだけではなく、動きのしなやかさが必要なのです。 具体的に言うと、現役のプロ野球選手のプレーと引退した元プロ野球選手のプレーの比較です。 どんなに優れた選手であっても、努力を怠ればただの人になってしまうのです。 大切なことは生涯現役でいる限り、最低限の体調管理を継続することではないでしょうか。 私は手技療法に世界に入って今年の3月で43年になります。 この間本当に自分で常に考えてきました。 今から25年前に関節ニュートラル整体を考案し常に改善を継続してまいりました。 その前の18年間は、カイロプラクティックの最も効果的なテクニックであるモーションパルペーション&マニュピュレーション(動的触診法と手技療法)をマスターしその応用発展形を模索してきました。 その技術に加え理学療法の究極のテクニックであるPNF(固有受容性神経筋促通手技)も独習しました。 この2種類の技術と長年習慣としてきた筋力トレーニングが融合し誕生したのが、関節ニュートラル整体のケアシステムです。 その目的は関節被膜の調整です。 例えると、灯油缶のキャップをきつく締めすぎたら緩め、緩すぎたら締めるようなイメージです。 そのためには筋肉に埋もれた骨を捕まえる技術をマスターすることが第一です。 手足の関節は関節被膜が薄いために骨をとらえることは比較的に楽です。 それに対し最もとらえにくいのは頚椎椎間関節です。 背骨の中で最もつかみやすいのは胸椎、次が腰椎のようです。 関節ニュートラル整体の脊椎の調整は18パターンあります。、 1、回旋(後方から前方、前方から後方)。 2、回旋を伴った(後方から前方、前方から後方)前屈および伸展。 3、回旋を伴った(後方から前方、前方から後方)側屈。 言い換えると、4種類の左右回旋の遊び、4種類の左右側屈の遊び、4種類の前屈、4種類の後屈、に加え圧縮、けん引、つまり合計で18通りの関節の遊びの操作の順番があるのです。 関節を調整する際はツボを的確に押して響きがあるように、いた気持ちがいいい響きがあるのです。 皮膚の調整、筋肉の調整に加え、関節の調整(皮膚、筋膜、筋肉、靭帯、関節包、神経、血管、軟骨などの関節被膜の調整)のテクニックがあります。 つまり軟部組織と関節の自動運動と他動運動の調整システムが確立されているのです。 関節ニュートラル整体をマスターするには年月がかかるかもしれません。 しかしながら、代替えの利かない本当のプロになれるのです。