関節の痛みに苦しむ患者さんは単純に改善できるタイプとは限りません。
3か月以上経過しても改善しない痛みを抱える患者さんであっても,9割の患者さんは、28回以内に改善します。
問題は残りの1割の患者さんに対するアプローチです。
1950年には75歳以上の人口は80人に1人でした。
それが現在では8人に1人。
改善が難しい認知症の患者さんの割合は65歳から75歳未満では10人に 1人。
75歳以上80歳未満では3人に1人。
それでは80歳以上では、、、、?
これが医療を取り巻く現状です。
セラピストが冷静に考えるべきポイントは3種類。
1、改善するか。
2、現状維持か。
3、悪化するか。
少し前までは、ひざや股関節の変形性関節症の患者さんは、足の爪切りがやりずらい方を見ることはごくまれでした。
ところが現在では,同じくらいの確率で、靴下を履くのも困難な患者さんをみます。
何よりも大切なことは、重症化する前に関節ニュートラル整体で予防することです。
その際に気をつけることは、常に全身にある200の関節の8方向の弾力を見ることです。
我々のライバルは同業他社ではありません。
超高齢化,人口減少といった時代なのです。