PNF(固有受容性神経筋促通手技)は理学療法の集大成といわれています。
この技術は今から約80年前の米国で1940年代後半に開発されました。

80年前の世界の平均寿命は約50歳であったと考えられます。
またカイロプラクティックが法制化されたのは、今から141年前の1895年です。
当時の日本は明治時代で、日本に伝わったのは大正時代でした。
ちなみに日本の男性の平均寿命が50歳に到達したのは、終戦から2年経過した1947年です。
1895年当時の米国は現在のように高齢化社会ではなかったのです。
何を言いたいかというと、その当時開発されたカイロプラクティックやPNFは60歳以上の高齢者に適応できる運動療法に進化する必要があるという事です。
私は長年筋力トレーニングを趣味としてまいりました。
筋力トレーニングにおいても学会で発表されたエビデンスに基づいた知識にアップデートする必要があるのです。
3歳の時にバイクに惹かれて頭がい骨骨折を経験しました。
とどめは16歳の時の体育の授業での乱取り(今思うと無謀な事でした)で左肩の腱板断裂と腰椎と頸椎の圧迫骨折を経験しました。
それで終わりではなく、1年後から発症した1年に2回の全身のしびれという後遺症が何と40歳まで続いたのです。
この経験を改善したのが私が考案した「関節ニュートラル整体」です。
関節ニュートラル整体には3本の柱があります。
1、カイロプラクティックの最も高度なテクニックであるモーションパルペーション&マニュピュレーション(動的触診法と手技療法)
2、理学療法の集大成であるPNF(固有受容性神経筋促通手技)
3、体のゆがみを整えることを目的とした筋力トレーニング
これらの技術を超高齢化社会に適応できるレベルに進化発展させたのが現在の関節ニュートラル整体です。
しかしそのテクニックを駆使したとしても、残念ながら一度変形した関節は外科手術以外に形を整えることはできません。
したがって全体のの保守点検を定期的に行う事で予防改善することがベストな選択だといえるでしょう。
腰痛、背中の痛み、首の痛み、四肢の関節の痛みで苦しむ患者さんの95パーセントは関節の弾力を改善することで痛みは改善できます。
その一方で、人工関節置換術以外の選択がないケースも確実に増えています。
長嶋一茂、松本人志、千原ジュニアなど明らかに60歳未満の有名人が股関節の人工関節置換術を受けていることは周知のとおりです。
きわめてまれなケースですが、免疫抑制剤の投与が避けられない症例もあるという事を大学病院関係者から聞き本当に驚きました。
臓器移植の手術を受けた患者さんは、生涯免疫抑制剤を飲み続けなくてはならないというお話は聞いていましたが、人工関節置換術においてそのようなケースがあるという事実を聞き正直びっくりして何度も聞き返してしまいました。
このようなことから、これからの医療は悪くなってから施術を受けるのではなく、重症化するのを予防する体制にシフトされべきだと再確認しました。
いうまでもなく最高の治療は予防だという事です。
若い世代の皆様がこの機会に全身の関節の保守点検システムである「関節ニュートラル整体」を学ぶことを心からお勧めします。




