仙腸関節の調整と検査は、従来から知られる整形外科的検査法だけでは十分だとは言えません。
関節ニュートラル整体独自の検査法と調整のパターンに従って施術することで、確実に効果を上げることができます。
その理由は、検査と調整があらゆるケースを完全にとらえていることによります。
この技術をマスターすることで、既存の技術では確実性に欠けるということがだれでも理解できます。
関節ニュートラル整体のテクニックは、検査と調整が表裏一体となったテクニックです。
検査と調整の違いをわかりやすく説明します。
検査する運動範囲が1ミリだとすると、調整はその3分の1以下のケースもあります。
このようなケースは、1ミリの調整だと痛みを伴うケースです。
痛みがなければ、3分の2そして1ミリの全可動範囲の調整をするのです。
特殊な組手を用いての調整を駆使することで、仙腸関節のあらゆる方向の遊びを回復させることができるのです。
重要なポイントは、コンタクトしているポイントを動かしているだけではないということに気づくことです。
動かしているのはセラピストの体なのです。
いた気持ちいいという言葉が在りますがまさにその通りです。
言い換えると痛いポイントを超えるのではなく、ほんのすこし緩めて進むということです。
話は変わりますが、腰痛(椎間関節や仙腸関節の痛み)を予防改善できる現在開発中のトレーニングマシーンがあります。
マシーンがなくても効果が上がる方法を私がやって見せた後に、患者さんにやっていただきます。
簡単な運動なのですが、1回目で正しくできた方を私は知りません。
しかしながら、3回教えると誰でもできるようになります。
どんな簡単なことも、わかっているのとできるのは全然違います。
これからはTPPではなくて、TTP.
いいことは徹底的にパクレ! です。
何度も何度もマネしなければ仕事になるレベルにはなりません。
先日のレベル3のテーマは仙腸関節の検査と調整でした。
それにもかかわらず、究極の頸椎の調整をやってしまいました。
その理由は前回のレベル2でやり足りなかったからです。
両方受けた仮屋先生以外はわからなかったかもしれませんが、、、?
まさかそれが仙腸関節とセットになっているなんて誰にも想像できないことです。
胡坐をかいた状態では(仙腸関節が緩んだ状態】頸椎の伸展は十分にできません。
その反対に正座をすると頸椎の屈曲はやりずらくなる人もいます。
それを考えていただくとわかることです。
とにかく私のセミナーは話が飛躍することで有名です。
しかしながら、だからこそ新しい発想につながっているのです。
これは言い訳にすぎませんが、、、、。