あなたも全身の関節の痛みを改善できるセラピストになりたいと思いませんか。
関節の痛みの90パーセントは関節を覆う膜の不具合(関節の弾力の異常)です。
関節の弾力の異常とはどのようなものかを具体的に説明します。
全身には約206個の骨から構成される約200個の関節があります。
正常な関節には8方向に1ミリずれて復元する関節の弾力が備わっています。
この機能は巨大地震の衝撃を10分の1以下に緩衝する免震構造システムに勝るとも劣らないものです。
私が考案した関節ニュートラル整体は,この優れた機能の保守点検のケアシステムなのです。
関節を覆う膜の保守点検は関節の操作に加え軟部組織(筋肉、腱、筋膜、皮膚など)の操作が必要です。
そして関節被膜の拘縮がひどいケースにおいて、他動運動だけではなく、自動運動も必要不可欠なのです。
あらゆる手技療法を運動として分析したときに、あまりにも未熟であるといわざるを得ません。
あらゆる症状を感覚異常としてとらえた分析があります。
体の外から順に、皮膚に存在する外受容性感覚器。
関節に存在する固有受容性感覚器。
内臓に存在する内受容性感覚器があります。
つまり感覚異常の調整を改善するとしても、最低でも3種類の検査と調整が必要なのです。
それを皮膚の表面をタッチするだけで症状が改善するはずはないのです。
医学の基礎知識がない少数の素人を短期的に欺くのは簡単です。
しかしながら大勢の人間を長期にわたってだますことはできません。
関節ニュートラル整体は検査と調整が表裏一体となった優れた技術です。
私は19歳の時からカイロプラクティックの最も優れた性能の一つであるモーションパルペーション&マニュピュレーション(動的触診法と手技療法)を学びました。
6年間の修業生活を経て茨城県牛久市で開業し今年で39年目になりました。
阪神淡路大震災の前年に放火による自宅の全焼火災を経験しました。
この経験がきっかけとなってPNF整体を考案し、間もなく関節ニュートラル整体を考案したのです。
ミクロの調整とマクロの調整が融合し進化発展した技術が現在の関節ニュートラル整体の技術だといえます。
今年は頚椎の調整が格段に進化発展しました。
PNF整体・関節ニュートラル整体普及協会に当時からご参加いただいている先生は現在の技術レベルとその当時と比較すると驚きを禁じ得ないと思います。
もっと言うとわずか1年前と比較しても、格段の飛躍が見られるのです。
とは言っても、関節ニュートラル整体の技術は少しづつ改良を加えているというのが正しい見方です。
今まで人類が経験したことがない超高齢化社会。
明治時代と比較すると平均寿命は2倍を超えたのです。
したがって手技療法とリハビリテーションの応用発展形である関節ニュートラル整体も変化して当然なのです。
関節の状態が複雑化するのを未然に防ぐ事ができてこそ、一流のセラピストだといえるのではないでしょうか。
あなたのかけがえのない人生の貴重な時間を関節ニュートラル整体の技術習得にかけてみませんか。