関節の痛みを予防改善する技術は確実にマスターできます。
そのために必要な事は、セラピストに必要不可欠な知識と教養を身に着けることです。
セラピストは皮膚の上から関節をとらえ操作する事しかできません。
しかしながら最低限の解剖学や生理学、脳科学などの知識が必要不可欠であることは言うまでもありません。
これらの知識をマスターするうえで最も必要なのは現代国語の論理のカリスマと言われる「出口汪」先生のご著書(社会人向けに書かれたもので十分です)を最低7冊読むことをお勧めします。
そうすることで、どのような分野の本を読んでも、作者の言わんとすることが手に取るようにわかるからです。
現代社会において暗記や計算は必要はなく、論理的に理解することが何より大切だという出口先生の提言は納得できます。
次にお勧めする本は、東京大学薬学部教授の池谷雄二先生のご著書です。
池谷先生は、短期記憶の中枢と呼ばれる海馬の研究で有名な方です。
世界中の脳科学の研究者の実験結果などを我々一般人向けにわかりやすく解説された本を数多く出版されている貴重な存在です。
そのうえで、ライフネット生命の創業者でもあり現在APU学長である、「出口治明」先生の「哲学と宗教全史」を一読されることをお勧めします。
「代替医療解剖」もセラピスト必読の本です。
この本を読むと政治だけではなく、医療も宗教と強く結びついていたことがわかります。
医療の歴史を知るうえでセラピスト必読の書といえます。
残念ながら、代替医療で病気を改善することはできません。
しかしながら、病気を予防することは十分に効果があるのです。
あらゆる病気を予防改善する事の大切さが身に染みるはずです。
「あらゆる悩みの80パーセントは経済的なことに由来する」といいます。
そこで正しい国家観と貨幣観を学ぶ上でおすすめなのは「三橋貴明」先生のご著書です。
三橋TVにご登場するすべての先生のご著書もお勧めします。
その中で京都大学大学院教授の藤井聡先生のご著書は必読です。
正しいという文字は「一つに止まる」と書きます。
国防やインフラ整備(道路や鉄道、防潮堤など)は平時に本当の大切さはわかりません。
それと同じように、われわれをケガや痛みなどから未然に守ってくれている、関節のたわみや遊びは失うまでその重要性は気づくことはないのです。
このように一見無駄と思える機能の点検整備の大切さを学ぶことができるのが、私が考案した「関節ニュートラル整体」をマスターすることができるセミナーなのです。
関節ニュートラル整体のベースは次の3種類です。
1、カイロプラクティックの最も効果的な技術である、モーションパルペーション&マニ
ュピュレーション(動的触診法と手技療法)。
2、理学療法の集大成であるPNF(固有受容性神経筋促通手技)。
3、体のゆがみを整えることを目的とした筋力トレーニング。
これらの技術の応用発展形が関節ニュートラル整体なのです。