私が関節ニュートラル整体の原型を発明したのは今から30年前です。
そしてこの30年間の長い間、徹底的に技術を磨いてきました。
全ては回復が可能でありながらそれができないで苦しんでいる患者さんを救いたいという一心で頑張ってまいりました。
そのためには、手技療法とリハビリテーションと改善を目的とした筋力トレーニングの限界を極める必要がありました。
セラピストになって今年で46年になりました。
私は現在でも毎日努力を継続しております。
そして燃えるような気持ちは,いささかたりとも衰えることはありません。
したがってまだまだ現役でいられる資格があると思います。
不思議なことに、私は睡眠中も自分が考案した関節ニュートラル整体をだれかに教えているのです。
そして少しでも改善できる点はないかを常に考えています。
それくらい寝ても覚めても技術の向上と改善そしていかするかを考えているようです。
閑話休題
私が講師を務めている「東京療術学院」の一番の特徴は生涯リピート制度です。
そこでは、可能な限り論理的に話して授業を勧めてはいるのですが、技術練習が中心ですのでどうしても感覚的は表現が多くなり反省しています。
初心者に対する講義を通じて、自分自身も初心に帰ることができるので、とても貴重な経験です。
私が趣味としている読書の目的は、自分が考案した関節ニュートラル整体の基本であるPNF整体をできるだけわかり易く教える事に役立てるためです。
私は記憶力がすごいとおだてられることがありますが、まったくそんなことはありません。
その理由は人の名前を覚えるのが大変苦手だからです。
考えてみると、毎週のようにアウトプットしているためにインプットできるのかもしれません。
おかげさまで、リハビリテーションで最も効果がある「ハムストリングスの拘縮を改善できる健康器具」を開発し特許を取得しました。
同じ目的で仕様が違う健康器具も特許出願中です。
それと併用して「関節ニュートラル整体」を文章化した著作権もとることができました。
簡単に要約すると全身に存在する約206個の骨から構成される約200個の関節の保守点検のマニュアルです。
全身の関節の被膜(皮膚及び皮下組織、筋膜、筋肉、血管、神経、軟骨、椎間板、靭帯などで構成される)の保守点検の方法を論理に基づいた文章で説明しているのです。
私が講師を務める東京療術学院では、その基本である「PNF整体」を教えています。
IT社会の現代は「比較、納得、購入」の時代です。
過去と現在を比較するためには世界史を学ぶことが大切です。
日本と他国を比較するためには「国土学」を学ぶことが必要です。
縦に長く(約3000キロ)、横が短い(最長で250キロ)独特な地形を持った日本。
しかも中心には脊梁山脈があり、世界平均の約2倍の雨が梅雨や台風時期に集中して降るのです。
また偏西風の影響で台風はまるで日本を狙ったかのように頻繁に上陸します。
4つのプレートの上に形成されている日本の領土。
それに対し他の先進国の首都は有史以来一度も巨大地震を経験していないのでその対策も不要なのです。
このように、日本と他の国の国土を比較して初めて、日本のきわめてまれな国土条件が理解できるのです。
日本という国土に生まれた以上、絶え間ない国土の保守点検が必要なのです。
我々の先人たちが常に国土の保守点検を継続してくれたおかげで、現在の日本があることを忘れてはいけません。
またそれを継続することが我々の子孫に対する義務なのです。
日本という国土に生まれたことで、日本人特有な考えになり、日本以外の国土に生まれた人間は独自の考えになるのです。
「若い有権者の皆様いかがお考えでしょうか?」で終わる、大石久和先生のオンライン国土学教室をぜひご覧ください。
重要な事なのでもう一度繰り返します。
私が継続する努力は、「回復が可能でありながらそれができないで苦しんでいる人を救う」ことが目的です。
若いセラピストの皆様。
関節ニュートラル整体を学んではいかがでしょうか?