腰痛、背中の痛み、首の痛みを総称して背中の痛み(バックペイン)といいます。

江戸時代が始まった1653年当初の日本の人口は約1500万人。

戦乱がなくなり生産性が向上したことでその人口は3000万人に倍増しました。

ところが鎖国政策があって3000万人で人口の伸びは頭打ちとなりました。

江戸時代までの日本人の平均寿命は30歳。

明治時代の日本の人口は約4000万人。

産業革命の影響もあって江戸時代から1000万人の人口が増加しました。

明治時代までの日本人の平均寿命は40歳。

大正時代の日本の人口は約6000万人。

振り返ってみると、明治になってから我が国は絶えず他国との戦争に明け暮れていたのです。

第二次世界大戦の終戦時(昭和20年)の日本の人口は、約7000万人。

その2年後の昭和22年に平均寿命が歴史上はじめて50歳になりました。

その14年後には65歳に到達しました。

2023年の平均寿命は約81歳。 90歳以上の方も珍しくはなくなりました。

この数字が何を意味するかを考えてみましょう。

人口の増加は産業革命によって新たに誕生した、第2次、第3次産業の従事者です。

明治時代の始まりは、国民の90パーセントが農林水産業に携わっていました。

ところが現在は90パーセントがサービス業と産業構造が変化したのです。

第一次産業においても大規模が機械化がすすめられました。

移動の手段も自分の足で歩く状態から、自転車、バイク、自動車などというように大きく変化したのです。

今から農業や林業、水産業で自然に体が鍛えられた状態に戻ることはありません。

人工的に体を鍛えることが必要不可欠になったのです。

ベストセラーとなったファクトフルネスをご一読されれば、世界は少しづつですが確実に良くなっていることがわかるでしょう。

地球温暖化による新しいビジネスが誕生していますが、偏った情報を垂れ流しにしている新聞や雑誌の売れ行きが急速に減少していることからも民衆はいつまでも騙されていないことがわかります。

オゾン層が破壊されたというニュースは配信されてきましたが、昨年オゾン層が閉じたというニュースはほとんど知らされていません。

長い期間人類は木材の時代を生きてきました。

我が国においても西から木材が減少し、平城京、平安京、鎌倉幕府、江戸幕府というように必要に迫られて首都が移動してきたのです。

そこでペリーが来航し、石炭の時代となりました。

世界的にみると石炭の時代が約300年。

石油の時代が約100年の後にATの時代となりました。

このように時代の変化をエネルギー問題でとらえると歴史の見方も変わりますね。

そのほかに、土木の歴史、医療の歴史を学ぶと本当に役に立ちます。

私はすべてのセラピストに「代替医療解剖」を湯むことを勧めています。

残念ながら人間の脳自体はこの1万年余りあまり進化していません。

しかし様々な技術が進化した結果人間が進化していると錯覚してしまうのです。

歴史を勉強すると相変わらず伊那路過ちを繰り返していることに驚かされます。

一方で過去の過ちを反省し、試行錯誤の結果、ほんの少しづつですが世の中は確実に良くなっているのです。

閑話休題

カイロプラクティックが誕生したのは1895年。

明治元年が1868年ですので明治時代のことなのです。

平均寿命が3倍になった人も珍しくはない現代に、その当時の技術が通用しないと考えるのが普通ではないでしょうか。

私が考案した関節ニュートラル整体は全身にある約206個の骨から構成される約200個の関節の8方向の弾力の保守点検の技術です。

その目的は骨を整えるのではなく、関節を覆う膜を最適化することです。

残念ながら一度変形した関節は元の状態には戻りません。

しかしながら痛みや拘縮を予測し未然に防ぐことで変形を予防することはできるのです。

もう一度言います。

超高齢化社会の現代において、全身の関節の保守点検が必要不可欠です。

皮膚に存在する外需要請感覚器。

関節に存在する固有受容性感覚器。

内臓に存在する内需要請感覚器。

現代のセラピストは、これら3種類の感覚器を調整する技術が必要なのです。

偏った考えや、オカルト的な思想や技術を学んだとしても再現性と確実性はありません。

いたずらに奇跡を求めるのではなく、地道な努力が大切なのです。

国際的に知られたつくば市の隣の茨城県牛久市で開業して40年。

数えきれないほどの研究者や博士が納得できる技術が関節ニュートラル整体なのです。

IT時代の現代は、比較、納得、購入の時代です。

過去と現在の比較する。

日本と他の国を比較する。

もう一度言います。

少しずつですが世界は確実に良くなっているのです。

手技療法あるいは代替医療の背化においても、ダブルブラインドチェックの末に残念ながら病気と診断されたレベルとなるとすべての代替医療の大半が効果がないのです。

詳しくは「代替医療解剖」をご一読することをお勧めします。

その中でカイロプラクティックの真実という章があります。

私は専門学校で基礎医学を学びました。

その中で解剖実習がわずか1日しかないことを疑問に思い、米国(カイロプラクティックの大学)での解剖実習でさまざまな人種の人体解剖を経験しました。

その経験を踏まえ、関節の変形は手術以外では改善しないという事を思い知りました。

またサブラクセーションという概念はそれを信じるカイロプラクターの頭の中にしか存在しないという事実をしりました。

残念ながら病気のレベルになると、正規の医学以外では改善できません。

しかしながら論理的な思考に基づいた技術をマスターし駆使することで予防改善はできるのです。

最高の施術は未然に予防することです。

これから一流のセラピストを目指す方は、1年間我慢して協会認定セミナーに出ることをを勧めします。

1年後に生まれ変わったようなセラピストになっていることに、周りの人間が驚かれることでしょう。