失われて初めてわかる事の一つに健康があります。 腰痛、背中の痛み、首の痛み、手足の関節の痛みを総称して「関節の痛み」と呼びます。 関節の痛みの大半は命にかかわることはありません。
しかしながら日常生活に支障が出るレベルまで重症化すると手術を回避することはできないのです。
その理由の一つは超高齢化です。 世界の平均寿命は72歳。 日本の平均寿命は男女ともに80歳を超えました。 ごく最近まで世界の平均寿命は30歳でした。 死因の大半が感染症であったこれまでに変わり、現代では大半が生活習慣病が原因で起こる病気が原因で死亡しています。 その要因の一つに長生きがあるのです。 「昔はガンや認知症なんていなかった」という話をよく耳にします。 平均寿命が30歳であった時代の3倍生きる方も珍しくなくなった現代社会だからこそガンや認知症になるのです。 近い将来その原因が解明されますます寿命が延びるのかもしれません。
関節の痛みに関していえば、その原因は幼児期の転倒が原因で下肢の筋肉が拘縮することにあるのは確実です。
そのうえでHIF2Aという遺伝子が働きすぎると関節炎が発症すという事実を東京大学準教授である川口浩先生が8年ほど前に発見しました。 言い換えると半分は先天的、残りの半分は後天的ということになるでしょう。 今後遺伝的要因が解明され根本治療ができることを期待します。
 とは言え現実的には先天的要因が引き金になって起きる要因を改善することが大事です。 私は20年にわたり約206個の骨からなる約200個の関節をくまなく検査し調整してきました。 その経験から下半身の筋肉の拘縮こそが関節の痛みの根本原因であるという結論になりました。 80パーセントのケースは関節の調整とリハビリテーションを組み合わせた関節ニュートラル整体の技術で簡単に改善が可能です。 しかしながら残りの20パーセントは拘縮がひどいために改善するためには特別な健康器具の開発が必要でした。 長年のトレーニングの経験に加え、手技療法とリハビリテーションの知識と技術があったからこそ短期間に健康器具を開発することができました。 いろいろな方のお力を頂いて、2020年1月9日日に1号機を特許出願することができました。それから1年以上が経過した現在さらに進化した健康器具を開発中です。
 この健康器具を皆様に使っていただくことで、関節の痛みが重症化することを未然に防ぐ事ができることを確信しています。 全身の関節の弾力の検査と調整をマスターすることは簡単ではありません。 しかしながら複雑化した関節被膜の不具合は専門的な技術と根気があって初めて可能となります。 これからも卓越した技術を持ったセラピストの育成は日本の国益と信じ継続する決意です。 私はこれまで仕事や講演活動で得た私財をなげうってこの活動をしてまいりました。
この活動を日本中に広げるためには、今後公的資金の投入を頂けないものかと考えています。
関節の痛みが複雑化する前に未然に予防することは簡単です。 しかしながらケアーを受ける時期が遅れると専門家以外では改善が不可能になるのです。 その事実を広く世の中に広めることが大切なのです。
 この健康器具を広めることがそのきっかけになるのではないかとひそかに思っている次第です。