東京整体 学校

新型コロナによるパンデミックと経済恐慌の中でも苦労しながら仕事を継続している方が大多数だと思われます。

このような状況を打破できるのは貨幣を発行できる政府だけです。 

その理由は資本財やサービスを提供できる個人事業主や会社が倒産してしまうと再建するのはほぼ不可能に近いのに対し貨幣を発行するのは十分に可能だからです。

インフレに対しては現在の緊縮財政が有効です。 それに対しバブル崩壊後の現在に至るまでの20年間はデフレです。

したがってブレーキを踏む現在の政策ではなく、アクセルを踏む政策(財政出動)が必要なのです。

2・26事件を歴史で習った方も多いと思います。 それは大正バブルの崩壊による昭和20年代のデフレーションを適切な政策(財政出動)によってわずか3年で解消した事例です。

それを主導したときの大蔵大臣であった高橋是清がデフレ脱却の後に行った緊縮財政で軍部の反対にあい暗殺された事件です。 その後の日本が大東亜戦争(太平洋戦争)に突入し辛酸をなめた事は周知の事実です。

インフレを抑制する際はブレーキ(緊縮財政)を踏み、デフレを抑制する際はアクセル(財政出動)をするのが適切な政策なのです。

いち早く適切な財政出動を実行し見事にデフレ脱却を成功させた高橋是清の事例にならい、アメリカ大統領のセオドアルーズベルトはニューデイール制作を行い恐慌にあえぐアメリカ国民を救済したのです。

ご存知のように高橋是清によるデフレ脱却を参考にしたのが、アベノミクスです。

残念ながら肝心の財政出動がなかったために、デフレ脱却はかないませんでした。

我々にできることは、緊縮財政を継続し国民を救済しようとする気持ちのない国会議員に投票しないことです。

国会議員の人数は全体で700名。 そのうち自民党は400名。

今度は国民の救済のために財政出動を目指す国会議員に投票するべきです。

立憲民主党の国会議員向けに三橋貴明氏が講演した動画(40分)を見ることをお勧めします。

今後アメリカに見習って粗利保障や大規模な財政出動を断行する以外に日本経済のV時回復はあり得ません。

偉そうなことを言ってますが、私自身新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの影響で経済的に困ったので三橋TVの動画をすべて見て、そこに登場する先生方の著作をボックオフで片っ端から購入して勉強して知識を得たにすぎません。

考えてみれば私が考案した関節ニュートラル整体も、革命ではなく保守点検(メンテナンス)にすぎません。

しかしながらこの技術をマスターするためには、最低でも3か月週5回の講義と実技指導を受ける必要があるのです。

そうである以上、現在の枠組みをメンテナンスしてあらゆる学びの機会を与えることができるようにしたいと考えている次第です。