私の手技療法の真実を求めての旅は46年になりました。
最初の16年間はカイロプラクティックの最先端の技術といえる、モーションパルペーション&マニュピュレーション(動的触診法と手技療法、以下MPと略す)を学び実践してまいりました。
骨格のゆがみを形状だけではなく関節の遊びのあるなしで判断するケアシステムは,その当時の私にとって本当に目を見張る技術でした。
しかしながらMPをマスターし実践していくうちに様々な疑問を抱きました。
その理由は検査と調整そのものが精密さに欠けるからです。
全身には約206個の骨から構成される約200個の関節があります。
その一つ一つの関節に8方向に1ミリズレて復元する免震構造システムに勝るとも劣らない機能が備わっています。
巨大地震の衝撃を10分の1以下に緩衝するこのシステムをはるかにしのぐ機能が人体に備わっていることをほとんどの人は知りません。
言い換えるとこの保守点検のシステムをだれでもできるように構築した技術が私が考案した「関節ニュートラル整体」です。
MPは大変優れた技術ですが、関節ニュートラル整体と比較すると、検査と調整において精度を比較すると大変な差があることがわかるでしょう。
具体的に頸椎の回旋を例に説明します。
頸椎の回旋の半分は軸椎上の環椎で起きます。
つまり頸椎の回旋は左右でそれぞれ50度ですが、その半分(25度)は軸椎上の環椎で起きるのです。
軸椎上の環椎の回旋はそれぞれ25度。
関節の運動は自動運動、たわみ運動、遊び運動の3段階。
遊び運動は1度以内です。
問題は回旋が軸椎の上の環椎なのか、後頭骨の下の環椎のなのかを厳密に分けているのかです。
しかも後方から前方の回旋なのか、前方から後方の回旋なのかを分けなければならないのです。
私が考案した関節ニュートラル整体は、このような検査と調整の手順を確立しているたぐいまれなケアシステムです。
現在では一流のセラピストがさらなるスキルアップを目指して複数参加しています。
したがって初心者であっても高いレベルの練習ができるのです。
また初心者を指導することで初めて基本の大切さがわかりベテランの技術も向上します。
一流のセラピストのケアーを受けることで、実際の力加減や患者さんが受けた感じが再現されるのです。
わかるのとできるのは全く違います。
しかしながらまずわかることが上達の第一歩です。
江戸時代から明治維新が起こり、日本の近代化が始まりました。
イギリスの助けを借りて日露戦争に勝利したのが1905年。
その時すでに軍艦の製造だけではなく、兵器は戦闘機に変わっていったのを見切ることなく戦艦大和をはじめとする軍艦がミッドウエー海戦で撃沈されました。
マスコミは現実を報道せず戦争は泥沼になりやがて1945年に第二次世界大戦を迎えました。
そこからわずか40年でGDPが世界第2位まで復興しバブル崩壊まで行ったのです。
何が言いたいかというと、日本人は40年で上昇して40年で加工する性質や傾向がある民族なのです。
したがってこれからの40年間は景気が上昇するかもしれないのです。
世界で稀な災害死史観を持つ日本人。
日本以外の国は紛争死史観です。
元日本土木学会会長である大石久和先生をご存じの方は少ないと思います。
しかしながら東京湾アクアラインや圏央道、道の駅を建設した道路のスペシャリストなのです。
大石先生のの動画(オンライン国土学ワールド)や著作を熟読して勉強することで、同じ過ちを繰り返さないことが大切です。
私は手技療法とリハビリテーションのルールを世界で初めて変えた人間かもしれません。
それは私が取得した特許と著作権によってこれからの人が確認することでしょう。
自動運動、たわみ運動、遊び運動のすべての段階を網羅しているか。
そしてそれを持ちいる順番と区別が確立されているか。
比較、検討、購入の現代社会。
日本とドイツを比較する。
日本とフランスを比較する。
日本と米国を比較する。
この段階を踏まえて初めて日本が理解できるようになるのです。
賢明な皆様が関節ニュートラル整体と他の施術や運動療法を比較することでこの技術をマスターし成功することを願います。