関節ニュートラル整体のベースは次の3種類。
1、カイロプラクティックの最も効果がある、モーションパルペーション&マニュピュレーション。
2、理学療法の集大成といえる、PNF(固有受容性神経筋促通手技)。
3、関節のゆがみを改善することを目的とした筋力トレーニング及び動的ストレッチ。
関節ニュートラル整体はこれらのテクニックの応用発展形なのです。
最短でマスターするためには、限りある時間を有効に利用することです。
1年は3870時間。
そのうち仕事をしているのは1500時間以内である方が大半です。
それならば仕事は一生懸命にやるのはもちろんですが、それ以外の時間も大切なことは言うまでもありません。
一見すると無駄のような時間と考えられがちですが、趣味や食事、十分な睡眠をとることは仕事以上に大切なことかもしれません。
そんなわけで私は生涯の趣味であるヘラブナ釣りをしているのです。
何事も簡単に手に入れられることは、すぐに価値がなくなるケースが大半です。
私が考案した関節ニュートラル整体は、毎日やれば3か月でなんとかできるようになります。
そこから患者さんに教えてもらいながら、一人前になるには2年から5年ほどかかるかもしれません。
その前に何とか技術を使用できるレベルになればよいのです。
皆様の先輩の意見を聞くと「道を究めるのは難しい」というはずです。
確かに何事も超一流になるのは難しいものです。
しかしながら野生動物の生活を見ると、生まれてから一人前になるまで毎日母親のもとで生きるすべを教わるのがわかります。
どうやって生きるために必要な獲物やえさを獲得するかを教わるのです。
どんなに才能があっても自分ひとりの力では生きてはいけないのです。
今は日本全国で桜が満開です。
自然に咲き誇っていると思っている桜の木もすべて先人が人工的に作ったものです。
川に沿って桜の木が咲くはずはありません。
自然に流れている川もありません。
すべて我々のご先祖様が行った公共事業のたまものなのです。
土木事業の観点から歴史を振り返ってみると、現在の日本はすべて先人の努力のたまものであったことがわかります。
またこれから先も不断の努力を怠っては成り立たないのが、災害大国である日本の宿命なのです。
美しい国土の95パーセント以上が、現実は人工的に作られたものなのです。
日本庭園にみられるように、人工的に作られたものであることを極限まで隠すのが日本の美なのです。
さすがに毎日やることは無理だとしても、6か月集中して学べる寺子屋を作ることが、私の夢です。
関節ニュートラル整体をマスターすることを難しくしているのは、多くても1か月に2回程度の技術練習では頻度が足りないという事なのです。
自己流にならないように、一流の講師陣の指導を受けることが大切なのです。
生まれてすぐに独り立ちしたのでは、成功することは難しいのは理の当然です。