全身の関節の調整をマスターするにはどれくらいの費用と時間がかかるものでしょうか?
習い事は一般的に1万時間と言われてます。
一年は8760時間。
したがって仕事のように一日8時間練習すれば3年で一万時間になるということですね。
私自身の修業時代を振り返ってもまさに同じことが言えます。
私はカイロプラクティックの最も効果的な手技の一つであるモーションパルペーション&マニュピュレーションを6年の歳月をかけてまなびました。
今から35年前の話です。
当時はカイロプラクティックの本といえば科学新聞社刊「カイロプラクティックの理論応用実技」だけでした。
私にとって修行時代に体で覚えるという経験を積んだことは良かったかもしれません。
情報がなかったからこそ自分で考えるしかなかったといえます。
臨床経験がもう少しで41年になる私が必要に迫られて考案した関節ニュートラル整体。
その効果、再現性、安全性については絶対の自信があります。
人体には206個の骨から構成される約200の関節が存在します。
そしてそれぞれの関節に8方向に1ミリずれて復元する免震構造システムのような機能が備わっているからこそ、関節の痛みは重症化することが予防されているのです。
全身の免震構造システムを最適化する技術が関節ニュートラルなのです。
具体的に老人性変形性膝関節症を例に説明します。
身長が3センチ以上も低くなるような変形性膝関節症の痛みの患者さんの大多数は閉経後の女性です。
変形性膝関節症の女性は男性の3倍であること。
そして45歳未満ではわずか2パーセントであるのに45歳以上では15倍の30パーセントになることが国際的な統計で確認されています。
大多数の患者さんは、生活に支障が出るレベルになって初めてひざ関節の手術の専門医を受信していること考えられますます。
すべての病気は半分が先天的要因、残りが生活習慣が原因と考えると、変形性関節炎に関しても重症化するのをを予防することが何よりも大切なのです。
世界史を見ると平均寿命が45歳を超えたのはほんの80年ほど前に過ぎないのがわかります。
ちなみに日本の男性の平均寿命50歳(女性は53歳)になったのはわずか71年前の1947年です。
わずか71年で平均寿命が30年以上伸びることを予想できた人はほとんどいませんでした。
また仕事の90パーセントが第一次産業であったものが、サービス業に代わることを誰が予想したでしょうか?
セミナーではセラピストにとって最低必要な知識を得るために様々な本を紹介しています。
その中ででも世界史と日本史(歴史)と地理は縦と横の思考を身に着けるうえで必要不可欠です。
わずか10年前のアメリカの歴史を振り返るだけで今後の日本がどうなるかが予想できます。
我々のライバルは同業他社ではありません。
常に変化する時代です。
一例をあげると私が開業した35年前は牛久市の人口は4万人でした。
当時の牛久に歯科医院はわずかに4軒でした。
現在の牛久市の人口は8万2千人。
それに対し歯科医院はなんと10倍の41件です。
歯科医院の人口当たりの適正人数(2千人に1歯科医院)をもう少しで上回ることになりそうです。
このようなことを未然に予想して準備した先生はどれだけいるでしょうか?
このようなことは接骨院にもいえるのです。
未来の医療がどうなるかを考えて未然に予防することが大切です。
幼時から高齢者に対応できる関節ニュートラル整体。
このスキルを身につければこれからの激動の時代を生き抜けます。
私のセミナーに通っている先生が自由診療で生活できていることがその証拠です。
自分自身死ぬ前に公開しない人生を最後まで全うしたいと考えて必死で生き抜く決意です。