情報化社会において比較、納得,購入のプロセスを経て商品を購入するのは当然のことです。

あなたが携帯電話を購入するとします。

当然のことながら、ウェブサイトで値段や性能を比較し、書き込みなどで商品の性能の情報を比較を比較するはずです。

そこで十分に納得できて初めて,購入につながるのです。

インターネットの誕生でこのプロセスがとてもやりやすくなったのは事実です。

しかしながらセラピストがターゲットにするべき65歳以上の世代ではこの集客方法はほとんど通用しません。

まだまだ紙媒体を通じて来院される患者さんが多いのです。

小学生の教科書がデジタル化されて15年後にはデジタルブックの時代が当然になることでしょう。

4人に1人が65歳以上の現代社会においてまだまだインターネットが手軽に使えるほどに進化するのは早いのです。

しかしながら施術をする際には比較、納得,購入の意識をもって常に考えて行動しています。

未来のことはだれも正確には予想はできません。

しかしながら過去を振り返ることによってより正確に予想できるのです。

新聞や本の優れた点はノイズがあるという点です。

言い換えると、思いがけない情報が飛び込んでくるという事です。

私は知りたいことがある場合は、リアル書店に行くことにしています。

インターネットで検索をしても引っかからない本に巡り合うことができるからです。

私を含め人間は、同じパターンで行動すると安心する動物です。

何事も経験を経なければわかりません。

失敗を恐れずに経験する事が大切です。

偉そうなことを言っている私自身、失敗の経験は誰にも負けない有様です。

しかしながら、施術に関しては大きな失敗をしていないから40年間生き残れてきたのです。

関節ニュートラル整体の極意は、第三者の目で見ることです。

痛みを訴える患者さんに対して同調する事は禁物です。

痛みの訴えをしっかりとお聞きするにしても同調しては痛みがかえってひどくなることが知られています。

他人事と思って聞いていれば、正しい判断ができるのです。

そのために大切な事は、多くの成功者が進める本を読んでみることです。

これが自分で探すとなると大変な労力を費やすことになります.

残された活動時間を有効に使うために大切な事は、何をしないかを決めることです。

私は費用対効果を考えて数学の勉強をやり直すことをあきらめました。

その代わり世界史(縦の思考)と地理(横の思考)をしっかりと学びなおして自分の頭で考える習慣を身に着けることを決めました。

ある事象がいつから起こったか(歴史を学ぶ),それが他の国でどのように扱われてているか(地理を学ぶ)。

このような大切かつ重要な思考のプロセスに気づかないでいたなんて恥ずかしいしだいです。

「男はつらいよ」に登場するおいちゃんに「ばかだねー」といわれそうです。