私が関節ニュートラル整体の原型を考案したのは1995年です。

その当時は現在のリハビリパターンと手技療法の順番が確立されていました。

しかしながら現在の「関節ニュートラル整体」のように全身の約206個の骨から構成される約200個の関節の8方向の遊びの調整には遠く及びませんでした。

関節の運動には次の3段階があります。

1、自動運動

2、たわみ運動

3、遊び運動

従来の整形外科や理学療法の分野でも関節可動域の検査と改善のリハビリは部分的に起こなわれてています。

ところが残念なことに、全身の関節の調整となるとほとんど行われてはいないというのが悲しい現実でしょう。

それは保険診療の限界があるためなのです。

一方で代替医療(接骨院、針きゅう、あんま指圧マッサージなど)の分野ではどうでしょうか?

おそらく全身の関節の可動域と弾力の調整を標準化している病院(整形外科)並びに代替医療はないでしょう。

モーションピクチャーで歩行の動作と走る動作の運動を解析している動画があります。

ところが関節の弾力を調整した後に即座に動作が好転するのはあまり知られていません。

残念ながら形状(骨や関節など)は変わりません。

しかしながら全身の関節の検査と調整を行うことで、いわゆる動作のタメを改善することはできます。

全身の関節の保守点検システムが関節ニュートラル整体なのです。

関節を覆う膜うちもっとも外側にあるセンサー(固有感覚受容器)が皮膚(外受容性感覚器)です。

そのほかに関節にあるセンサーを固有受容性感覚器といいます。

また内臓にあるセンサーが内受容性感覚器です。

関節ニュートラル整体はこのようなを整えるたぐいまれな保守点検システムです。

残念ながら関節の調整で病気を改善することは不可能です。

またすでに起きてしまった損傷は時間の経過で痛みが取れますが、機能が元に戻らないケースは手術も考えるべきです。

何よりも大切なことは病気やけがを未然に予防することではないでしょうか。

回復が可能でありながら改善できないでいる患者さんを確実に救う技術を学びませんか?