私が考案した関節ニュートラル整体は手技療法とリハビリテーションの進化発展形です。
手技療法のベースはカイロプラクティックの最も優れた技術である、モーションパルペーション&マニュピュレーション(動的触診法と手技療法)です。
全身には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。
その骨を動かす検査と調整の順番を確立しました。
そのパターンを覚えることで、どなたでも確実な成果を上げることができるのです。
背中の関節を例にご説明してみます。
背中の関節を覆う膜を大別すると次の6種類です。
1、皮膚及び皮下組織
2、筋膜
3、筋肉
4、神経と血管
5、椎間板と軟骨
6、靭帯
関節ニュートラル整体の技術は、関節の調整と軟部組織の調整があります。
それぞれに他動運動と自動運動があるのですが、調整のパターンを覚えることで効率が格段に上がるのです。
このように関節ニュートラル整体独自のルーティーンを覚えることが上達の第一歩です。
関節を最小限の動きの範囲(便宜上1ミリといっていますが実際にはそれ以下で十分なのです)で動かすことができる組手をマスターすることが大切です。
豊富な練習量を確保できる方であれば、合計で40回のセミナーの内容は3か月で終了することができるでしょう。
しかしながら現実にはセミナーが毎日やっているわけではないので1年はかかるのです。
もっと言えばほとんどの方はひと月に1回なので4年かかるかもしれません。
実際の例でその倍の頻度でセミナーを受講して2年ほどで上級レベルに到達した方もいます。
あくまでも基本に忠実に、理にかなった技術をマスターすることがかえって近道なのです。
命がけで勉強して癖のない先輩にもまれることで、確実に技術は上達するのです。
苦しいことを楽しく勉強し続けることができる資質を持った皆様の先輩が、皆様を導いてくれるのです。
これから確実に来る超高齢化社会に十分に対応できる技術を共に学びませんか?