私がPNF整体を考案したのは約30年ほど前になります。
ベースボールマガジン社から初めての本を出版させていただきました。
その当時はカイロプラクティックの最も優れたテクニックである、モーションパルペーション&マニュピュレーション(動的触診法と手技療法以下MPと省略します)を駆使したケアシステムを構築していました。
運動療法に興味があったのは自己流で筋力トレーニングを行っていたことと、鹿児島県に住んでいた当時に少林寺流空手を3年ほどやっていたからかもしれません。
PNF(固有受容性神経筋促通手技)の本を学んだりVHS(当時はCDは開発されていません)を見るうちに長年仕事にしていたMPの技術と融合したのです。
余談になりますが、私は高校に入学して間もなく体育の授業の柔道で左肩の腱板断裂と頸椎と腰椎の圧迫骨折を経験しました。
3歳の時に遭遇したバイク事故による頭蓋骨骨折と左下肢のやけどの後遺症と相まって、けがをした次の年から何と40歳になるまで1年に1回全身のしびれが2週間続く経験をしました。
この後遺症から解放されたテクニックが、PNF整体、関節ニュートラル整体なのです。
ご縁があって現在では東京療術学院の顧問を務めさせていただき合わせてPNF整体の授業も担当させていただいております。
PNF整体の本を出した当時はリハビリパターンは現在と同じですが、手技療法においてはスラスト(ボデイドロップ、インパルス、ターグルリコイル)でした。
現在療術学院や私が主催する協会認定セミナーでは、より安全確実な手技療法にアップデートしています。
その当時は開発者の私が生きているうちは、私自身が直接指導したいと考えていました。
現在では私の分身といえる指導者がおりますので、基本コースは完全に任せています。
大雑把に言うと、PNF整体の技術(手技療法とリハビリテーション)をガラケーからスマホのレベルまでアップデートさせたケアシステムが関節ニュートラル整体なのです。
残念ながら関節ニュートラル整体の本が出版された当時の巻末に掲載されている推薦治療院は現在ではわずかに1店舗だけです。
66歳になった私ですら定期的に全身の筋力トレーニングと腰痛肩こりケア体操を毎日行っています。
私が考案した関節ニュートラル整体は次の3本の柱から構成されています。
1、MPの応用発展形である手技療法
2,PNFの応用発展形であるリハビリテーション
3、筋力トレーニング
これらはすべて最小限の労力で最大限の効果を再現できる関節被膜を整えるケアシステムです。
ITからAIに変化する過渡期である現代社会。
現在この時代にあった名称と技術を最短で習得し、高い技術レベルを維持するシステムをすでに構築しています。
昨年末に下肢帯の筋肉の中で最も拘縮の改善が困難なハムストリングスの機能を改善できる健康器具の特許を取得しました。
またその試作機も完成し東京のある場所に保管しております。
全ての準備が整う時がまじかに迫っていますのでご期待ください。
一切の妥協を許さず、私の持てる技術のすべてを皆様に伝授したいと考えています。