お蔭様で関節ニュートラル整体が誕生して23年が経過しました。
何とか14冊の本と10本のDVDを出すことができて感謝しかありません。
関節ニュートラル整体のベースは次の3本の柱から構成されています。
1、カイロプラクティックの最も効果的な手技である、モーションパルぺーション&マニュピュレーション(動的触診法と手技療法)。
2、理学療法の最も優れた技術であるPNF (固有受容性神経筋促通手技)。
3、体のゆがみを整えることを目的とした独自な筋力トレーニング。
これらの技術を融合し発展させた技術が関節ニュートラル整体なのです。
全身には約206個の骨から構成される約200個の関節が存在します。
その一つ一つに8方向に1ミリずれて復元する免震構造システムのような機能がある事はほとんど知られていません。
それはまさに巨大地震の衝撃を10分の1以下に緩衝する免震構造システムに勝るとも劣らない機能なのです。
骨格のゆがみを整えるということは、関節を覆う膜を整えることなのです。
背中の関節を覆う膜を解説します。
1、皮膚および皮下組織。
2、筋膜。
3、筋肉。
4、神経。
5、血管。
6、靱帯。
7、椎間板や軟骨。
これらの組織を緩めたり引き締めたりすることが自由自在にできて初めて、一流のセラピストといえるのです。
筋肉の自動運動だけではなく、他動運動もマスターするべきです。
同様に関節の自動運動と他動運動のテクニックも学べるのです。
関節ニュートラル整体はあらゆるテクニックを高めて下に置く世界初の技術なのです。
何事も基本をマスターするまでが大変です。
あなたが初めて自転車に乗った時を思い出してください。
何とか乗ろうとして毎日練習したはずです。
苦労しないでできるようになる人間は一人もいないのです。
ひと月に1日や2日練習してできるようになるでしょうか?
関節ニュートラル整体をマスターすることも同様です。
これは方法記憶と言って、苦労して一度できるようになれば、生涯できるようになるのです。
関節ニュートラル整体はスピードや体力、運動神経に一切頼らないでできる技術です。
したがって老若男女を問いません。
一番大切なことは、なんとしてもあきらめないでマスターするという情熱も持つことです。
あきらめなければ負けはありません。
すべてにおいて優れているなどとはとても言えない私でさえ、必要に迫られて関節ニュートラル整体を考案することができたのです。
しかしながらはっきり言えることは、ほかの誰にも負けないくらいの努力を関節ニュートラル整体の技術の進化、発展のために注いでいるということです。
皆様の第二の仕事として、多くの患者さんに心から感謝される関節ニュートラル整体をご一緒に学びましょう!