梅原大悟著「勝ち続ける意志力」を読んで感動しました。
私が経験しtたゲームといえば、テトリスとインベーダーゲームとドンキーコングぐらいのものです。
これまでの20年間、日本大学レスリング部のヘッドトレーナーとして現実の格闘技に携わってきました。
また遠い昔のことですが、私自身も空手をほんの少し経験しました。
そのような経験と先入観からか、格闘ゲームには全く興味はありませんでした。
ところが私が敬愛する社会派ブロガー「ちきりん」と梅原大悟氏の対談をまとめた「悩みどころ逃げどころ」を読んで興味を持ち「勝ち続ける意志力」を読んだ次第です。
ブックオフにおいてあったのですが、ほかにも本をいろいろ買ったので正直買うかどうか迷いました。
まさかこんなに感動するとは思いませんでした。
その理由は私自身の人生を垣間見た気がしたからです。
わたしが考案した関節ニュートラル整体は手技療法とリハビリテーションの進化発展形です。
患者さんに神業と称賛されることも珍しくありません。
私はこれまで14冊の本を書いてきました。
雑誌に掲載されたことも、合計すると100回を超えています。
しかしながら関節ニュートラル整体の認知度はとても低いのが現実です。
ところが及川治療院で関節ニュートラル整体を体験してみると、「こんな整体は初めて」。「もっと早く来ればよかった」という感想をいただく方が大半です。
関節ニュートラル整体という仕事を職業として認知していただくことが私の目標です。
世界チャンピョンになった梅原大悟氏が社会的に認知されることはないだろうと考えていったんゲームから離れたこと。
そのあとに麻雀のプロを目指し世界のトップレベルまで上り詰めた過程がが描かれていました。
さらにそれも先行きを悲観して1年半は介護の仕事をしたそうです。
そこでほとんどすべての老人がつぶやく「やれるうちに何でもやるべきだった」という言葉を聞いて人生において後悔しないことが大切だということを学んだそうです。
その当時社会的に認知されていないゲームの世界。
それを感じながらゲームセンターに通う気持ちを考えると自分自身の修業時代を見ているようです。
カイロプラクティックの技術(モーションパルペーション&マニュピュレーション(、動的触診法と手技療法)をマスターしてお金が稼げるけどむなしい気持ち。
社会的に認められたいということではなくて、本当に仕事ができるプロになりたいという焦りがあったことが真実でした。
梅原氏が「試合に勝つことが目的ではなく、日々の練習で進化することが目的」という言葉を聞いてわが意を得たりと感じました。
しかしながら、多くの弟子を持った今、関節ニュートラル整体の認知度を高めることも自分の責務と思っています。
このたび長年の努力が結実する糸口がおきそうです。
具体的な進捗が確実になり次第、ブログで書きたいと思います。
私が成功しそうだからついてきたわけではなく、関節ニュートラル整体の可能性と効果そして私の考えに共感してくれている協会員の先生方に少しでも恩返しができればと考えています。