本日まで日本大学レスリング部トレーナーの仕事で東日本学生リーグ選手権に帯同してまいりました。
ご協力いただいた関節ニュートラル整体普及協会会員の先生がたに感謝申し上げます。
思えば平成9年に日本大学レスリング部のヘッドトレーナーに任命されてから、22年の歳月が経過したことになります。
一人で始めた活動でしたが、今では本当に心、技、体を備えたセラピストが多数育成されたことをうれしく思いました。
今回犬の目や鳥の目を使って湯地,成田両先生の技術をチェックしてみました。
本当に二人とも技術レベルが格段に向上したことを確認できました。
昨日試合が終わってから桜上水の道場に戻り本日試合に出場する選手のケアーを行いました。
先日も仮屋上級指導員と大川,田村指導員、が同様にケアーをしてくれたようです。
本日も仮屋上級指導員と協会員の小林先生が必死のケアーをしてくれたようです。
今回はポイントゲッターの2名が、ひざの手術を受けたため戦力的にとても厳しい状況でした。
結果は日本6位。
それでも選手もわたくしたちスタッフも大変な収穫がありました。
今回気づいた問題点もすぐに19日のレベル3のセミナーで改善指導する予定です。
日本大学レスリング部の監督の富山教授は、ロサンゼルスオリンピックレスリングフリースタイル57キログラム級の金メダリストです。
監督と私の本音が聞けたことはまれにみる幸運と言えるでしょう。
お互いに多忙を極めているので、本当に話す機会もないのが現状です。
関節ニュートラル整体の素晴らしい技術を論理語で説明できるようにならなくてはと改めて思いました。
論理的に考え,論理的に文章を作り、論理的に話す。
専門家は専門用語で考え,専門用語で話し、専門用語で書くことができる人間です。
しかしながら一般の方に説明するときは専門用語を使う場合は用語の説明は欠かせません。
本当の専門家でない限り、中学生がわかる内容で話す必要があるのです。
この数日間苦しい仕事をやり遂げたからこそ、経験に裏打ちされた自信が身に付くのです。
今回参加した皆さんは、関節ニュートラル整体が誕生した背景にあるすさまじい修練の一端を見ていただいたようです。
これからはなるべく覚えないことが大切な時代と言えます。
その中で覚えなくてはいけない大切な事柄を,いつも整理して取り出せるように整理整頓するべきです。
自分の頭で考え、自分の言葉で話し、自分の意見を言う。
これからの時代は、知識を詰め込む必要はないのです。
関節ニュートラル整体は、トップアスリートから高齢者まで対応できる技術です。
今回この技術を伝承するために大切なことがわかった気がしました。
自分だけがわかるノートを作るべきなのです。
技術だけではなく心構えこそが大切なのです。