関節ニュートラル整体をマスターすることで地域のナンバー1になれます。
改めて思いますが、全身の関節の調整が受けられる整形外科,接骨院、鍼灸院,あんま・マッサージ・指圧の治療院、カイロプラクティック,整体院は存在しないのです。
全身には206個の骨から構成される200の関節が存在します。
痛みやケガと無縁な関節には、それぞれの関節に8方向に1ミリずれて復元する免震構造の様な機能が備わっているのです。
具体的に述べます。
大型トラックの荷台から落下して背中を強打し、救急搬送されてから、めまいや、腰痛の症状に悩まされた79歳の患者さんが来院されて10年になります。
この患者さんの体を詳しく検査してみると、座骨下腿筋(ハムストリングス)の拘縮がひどく,右上肢帯の伸展、外転,内旋に強度の拘縮が見られました。
また圧迫骨折のために胸椎の可動域の低下がひどい状態でした。
右腰椎の下部の可動性が亢進しているために,症状としては右腰の痛みを強く訴えていました。
時々起きるめまいは,めまい体操を指導して症状の軽減が見られましたので、耳石によるものだと推定されました。
結論から言うと、患者さんの訴える症状を追いかけていたのでは,根本改善は不可能でした。
全身の関節を覆う膜を調整する手技療法とリハビリテーションを駆使して初めて、回復した事例でした。
自分で行うべき腰痛肩こりケア体操も指導しましたが、実行している様子は見られませんでした。
患者さんが症状を訴えている右腰の関節はとてもゆるく、極論を言えば,胸椎や,頚椎の上部,そして特に下肢帯の筋肉の拘縮の改善と。右上肢帯の筋肉の拘縮の改善が必要不可欠でした。
この年代の患者さんは思い込みがとても強く(それがあるからこそ困難な時代を生き抜き成功者になれたのです)基本的に他人の言うことはききません。
例えは悪いですが、虐待を受けた野良猫に愛情を注いで、人間を信じるようにするようなものです。
セラピスト自身が教養を身に着け(知識があるだけではなく、自分の頭で考え、自分の言葉で話し、自分の意見を言える人間になる事です。)ていなければ、対応は不可能です。
東京の水道橋で開催している、関節ニュートラル整体普及協会認定セミナーでは、受講する先生に対して教条的な指導は一切していません。
常に自分で考えることができるセラピストになるように指導しているのです。
我々のライバルは、同業他社ではありません。
刻々と変化する超高齢化社会という時代を先読みする柔軟な思考こそ大切なのです。
時代の先を行く関節ニュートラル整体をマスターすることで、あなたは間違いなく地域のナンバー1になれるのです。