昨日の関節ニュートラル整体普及協会認定セミナーは、関節ニュートラル整体独自の環椎後頭関節と頚椎椎間関節の調整を講義しました。
頚椎椎間関節の関節の遊びの検査と調整の後に環椎後頭関節の検査と調整を行ないます。
この部位の関節の調整は、伏臥位,仰臥位,側臥位,端座位のパターンがあります。
全身には206個の骨から構成される200の関節が存在します。
関節ニュートラル整体の基本は,すべての関節の8方向の検査と調整をあらゆる方向で行います。
例えると漆塗りのように何回も塗りながら仕上げるのです。
基本的に形状を整えるといった発想ではありません。
あくまでも上位の骨あるいは下位の骨を支点として骨を動かすことによって、関節を覆う膜を調整する事が目的です。
昨日行ったセミナーの講義内容は、最新のものです。
混乱を避けるために、どうして最初に足関節の調整を行ったかは、あえて説明しませんでした。
セミナーの後に,愛弟子たちが私の還暦祝いをしてくれました。
「大変な中、多数の参加をいただきありがとうございました」
この場を借りて御礼申し上げます。
ところが,私の頭の中は新しいアイデアが閃いて閃いてどうしようもないのです。
あの日の朝いちばんに本日のテーマと関係ないと思われる事が閃いてしまったのです。
思えば20年前の関節ニュートラル整体のセミナーは、全身の関節の調整を繰り返していたのです。
そのため講義内容はわかりにくいようでした。
今では非常に系統だってわかりやすい講義内容になったと自負しています。
話の内容も飛ばなくなったと思いきや、「最近ますます飛ぶようになった」と妻や子供に言われて心外でした。
ところで、直観とひらめきの違いをご存知でしょうか?
文章化できるのが,ひらめきで、できないのが直観です。
今日の講義内容も文章化できます。
もちろん感覚を表現すると非常にに分かりにくいのは予想できます。
しかしながら、映像化したところで,映すことができない世界であることも事実です。
やがて関節ニュートラル整体の究極の手技療法が映像化出来ることを期待します。
話は戻りますが、昨日の最初に33121431パターンを行ったのは,頚椎椎間関節と環椎後頭関節の可動性亢進症タイプに有効だからです。
私としては,話が飛ぶのを土俵際で必死に残ってこらえたのでした。
「残った! 残った!」
これからも皆様が唖然としない程度にわかりやすい抗議を継続します。
しかしながら,話が飛びまくる講義も楽しいものですよ。
敬愛するACMパイウオーターの木島会長も80歳のご高齢にして,「新しい発想が沸いて沸いてしょうがない」とおっしゃっていました。
もしかしたらACMパイヲーターを飲んでるせいかなー?