仙腸関節は腸骨、坐骨、恥骨、仙骨、尾骨から構成される関節です。
幼児期の転倒が原因と考えられるケースが多いものです。
通常は、幼児期健忘症がある為に、4歳以前の記憶はありません。
患者さんの全身の関節を触診してみると、大多数の方に外傷によると考えられる変形が見られます。
しかしながら患者さんの大半は、変形した尾骨や仙骨に痛みを感じた経験は無いのです。
同様なことは15種23個の骨から構成される頭蓋骨にも言えます。
それでは、大半を占める変形した仙腸関節を整える基準は何処にあるのでしょうか?
関節ニュートラル整体の考えは次のようです。
まずは曲げやすい方向にゆっくりと骨を動かし復元力を促します。
次に曲げにくい方向にゆっくりと骨を動かして復元力を促すのです。
仙骨を動かすのは第2指を用いるのです。
仙骨と腸骨の運動範囲は最大でも0、15ミリ程です。
恥骨結合の調整も同様です。
最新の仙腸関節の調整は、関節ニュートラル整体普及協会認定セミナーのレベル2を受講する以外に公開していません。
開発者である私が現役でいる限り、受講する方がどの技術レベルであっても、最高の技を伝えたいと考えています。
ご本人が実際の臨床を経験して必ず体得すると信じています。
関節ニュートラル整体はあくまでも全身の関節の調整です。
時代の遥か先を行っている技術ですが、必ず世界に広まると確信しています。