最先端の医療技術を誇る米国で手術を受けたとしても、残念ながら肩関節の機能は元の状態には戻りません。

しかしながら肩関節の痛みは予防改善できるのです。

1(日曜日))は関節ニュートラル整体普及協会認定セミナーレベル3でした。

セミナーのテーマは肩関節の調整です。

今回のテクニックは肩関節を動かす際に肩甲骨を極めて上腕骨を動かすものです。

検査と調整の違いを区別することの大切さを講義しました。

そして肩関節を安定する3種類のリハビリテーションの実技指導も行いました。

今回は個人指導をしながら、2名の受講生を指導しましたので苦労しました。

その結果残念ながら伝えようと思っていたことの3分の1しかできませんでした。

大切なことは思いもかけない関節運動が肩関節やひじの痛みを引き起こしているという事実を知ることです。

教える立場に立った見方と、教わる立場に立った見方を体験できたことが収穫でした。

しかしながら今回はセミナー終了後に、お隣にある東京で1番の能登料理のお店(能登美)で新年会(5時スタート)があるためにいつもより技術練習に集中できました。

はるばる神戸からほぼ毎回ご参加いただいている女性の先生がご参加いただけるということもあってしばらく前からあれこれと思いを巡らしていました。

皆様に体験していただきたかったことは繁盛店の経営者のきめ細やかな接客態度です。

私自身本当に勉強になりました。

およそ3年ぶりにお会いしましたが、素晴らしいきめ細やかな接客態度に驚かされコロナ下での経営のご苦労もあることを思い、かける言葉を失いました。

翻って自分自身のことを顧みると、改めて患者さんを大切にすることの大切さを胸に刻みました。

自分の身に降りかかった災難を嘆いたり批判することではなく、自分のできる範囲で自分以外の人に無償の愛情をささげていれば、必ず自分自身に帰ってきます。

関節ニュートラル整体は、総合格闘技のようなテクニックです。

1,カイロプラクティックで最も優れたテクニックといえるモーションパルペーション&マニュピュレーション。

2、理学療法の集大成といえるPNF(固有受容性神経筋促通手技)。

3、体のゆがみを整えることを目的とした筋力トレーニング。

上記の3種類のテクニックの応用発展形が関節ニュートラル整体なのです。

症状が起きた部位を検査して的確なケアーをするのは当たり前のセラピスト。

一流を目指すならば、全身の関節の検査をして、未然にトラブルを防ぐ指導ができるのが本当のプロのセラピストなのです。

変形性関節炎の末期になると、残念ながら手遅れとなり放置するか、人工関節置換術以外の選択肢以外はなくなります。

最悪の事態になることを回避することはできるのです。

誰しもそうなるまでは、の偶然幸運に恵まれているだけなのです。

避けられない運命には従う以外の選択はありません。

しかしながらそうなることを積極的な予防をすることで回避することはできるのです。

全身にある約200個の関節の弾力を維持管理できる関節ニュートラル整体だからこそ、関節の痛みを予防することができるのです。