全身の関節の検査と調整とリハビリテーションはどなたでもマスターできます。

私が考案した関節ニュートラル整体は、まさにすべての技術を応用発展させたたぐいまれな技術です。

この技術をマスターするうえで最も大切なことは、私が考案した組手を覚えることです。

その際に大切なことはこれまでの手技療法とは違う部位を用いる基礎練習を繰り返すことです。

私が会長を務める関節ニュートラル整体普及協会主催のセミナーはひと月に最大でも6回です。

皆様が自動車の運転をマスターする事を例にご説明します。

どんなに燃える気持ちがあったとしてもひと月に1回や2回では何とか運転に必要な技術や知識をマスターするまでに気の遠くなるような期間がかかるかもしれません。

これが基本の技術だけで4000種類あるといわれるサッカーであればどうでしょう。

せめて週に2回は技術練習を習いそのうえで自主練習も必要であることはわかりますね。

関節ニュートラル整体は、スピードやパワーは全く必要ありませんのでサッカーよりも簡単です。

しかしながら、最も大切な脊椎椎間関節の調整(その中でも特に頚椎の調整)が上達するのは難しいのです。

このたび私は、必要に迫られて背中の痛みを確実に改善することができるBPT(バックペイントリートメント)をマスターするためのドリルを考案しました。

ほとんどの方は左の使い方に苦労するものです。

これを克服することができるドリルが完成しました。

空手の基本げいこやバレーの基本パターンを毎回練習するように、基本練習を毎日することが大切なのです。

これは脳科学で分類される次の4段階に基づくものです。

1、ファミリア。

2、リコグニッション(この段階で復習しないと元に戻ってしまい進歩が遅れます)。

3、リコール(ヒントがあると思いだすことができる段階)。

4、オートマティック。

4のオートマティックの段階を目指すためには、適切な時期での反復練習が必要なのです。

忘れてしまってから繰り返すのでは効率が良くないのです。

複雑な動作を作業分解することで誰でもマスターできる練習ドリルをついに完成したのです。