長引く関節の痛みの原因の95パーセントは、関節を覆う膜の不具合(関節の弾力の異常)です。

全身には約206個の骨から構成される、約200個の関節が存在します。

206個の骨といっても、そのうちの106個は手首と足首の関節を構成する骨です。

残りの100個の内、脊椎が24個、肋骨が24個、頭がい骨が23個。

したがって残りの骨は29個しかないのです。

このように問題を国語ではなく数字で考えることで、必要以上に悩まなくなります。

私が考案した関節ニュートラル整体のベースは、次の3種類です。

1、関節のゆがみを整えることを目的とした筋力トレーニング。

2、カイロプラクティックの最も有効なテクニックであるモーションパルペーション&マ  
ニュピュレーション(動的触診法と手技療法)。

3、理学療法の集大成であるPNFである(固有受容性神経筋促通手技)

十分な時間が取れるなら、これらのすべての技術を学んだうえで、その応用系である関節ニュートラル整体を学ぶべきです。

しかしながら現在のセミナー形式では軽く10年はかかる計算になるので現実的ではありません。

ところがこれまでに気が遠くなるような年月をかけて私についてきてくれたセラピストが協会に在籍しているのです。

これからは、いたずらに効率に走ることなく着実に実力がつくように長引く痛みの9割を改善できるセラピストの育成をめざします。

先日、長年極真空手を学んで指導的立場にいる古い患者さんにこのような夢をはなしました。

それは、3年目に入るコロナ化を経て、リモートでセミナーを開催することを考えているという事です。

そう話すと「相手がいないと無理なのでは?」と患者さんが言いました。

私の趣味であるヘラブナ釣りもいつの間にか動画配信されています。

目の前に池はないし実際に釣りができないとしても十分に勉強になるのです。

受講生の利便性を考えてこのような事を考えています。

実際にこの2年間私が顧問を務める東京療術学院ではリモート授業を行ってまいりました。

考えてみれば、今から約27年前にセミナー活動を始めました。

長い試行錯誤を経て、現在指導者の資格があるセラピストが数名育ちました。

私自身、実践が先になって、知識を学ぶのが後になりました。

このような回り道が関節ニュートラル整体を完成するためには必要だったのでしょう。

技術をマスターするには、近道も早道もありません。

しかしながら自分が歩んできた無駄な時間は皆様には勧めません。

通信教育と実地教育の組み合わせで、自分の頭で考え、自分の言葉で話し、自分の意見が言える真の教養のあるセラピストを育成したいと夢を見ている次第です。