セラピストに必要不可欠な教養と技術について書いてみます。

まず最初にやるべきことは論理的に本を読むということです。

そこでお勧めするのは現代文のカリスマと呼ばれる出口汪氏の「最強」の論理的に読む技術シリーズを読んでみましょう。

そのうえで論理的に読む力が身に付く新聞の社説や「編集手帳」「天声人語」などの記事を読みましょう。

最近読んだ「出口汪の漫画でわかるすごい記憶術」「奇跡の記憶術」も本当に感銘を受けました。

その前に、ライフネット生命の創業者でもあり現在IPU 学長出口治明氏の世界史のシリーズに加え、ほぼすべての著作を読みました。

「数字、ファクト(実際に起きた事実)、ロジック(筋道)」で物事を深く考えるという出口氏の主張に共感しました。

また記憶の博士として知られる東京大学薬学部教授池谷裕二氏の著作をほぼすべてを読みました。

その理由は関節ニュートラル整体のテクニックを伝承するということは記憶のメカニズムを学ぶ必要があると考えたからです。

このように自分が面白いと感じた本を読むことで、私自身ほんの少しですが進歩出来たと自己満足しています。

教養がある人とは、ただ単に知識が豊富である人ということではありません、

自分の頭で考え、自分の言葉で話し、自分の意見を言う事ができる人間になってはじめて真に教養があるセラピストといえるのです。

本を読んだだけでは考えているということにはならないのです。

脳の前頭葉は記憶の司令塔です。

そして海馬は短期記憶の貯蔵場所です。

この部位を経て生涯貯蔵するべきと判断されてはじめて,側頭葉に保管されるのです。

つまり本当に覚えたいと思うことは次の4段階のうち3段階に達していなければ使えないのです。

1、ファミリア(何となく覚えているような状態、親和感)

2、リコグニッション(選択肢があれば思い出すことができる)

3、リコール(再生、選択肢がなくても思い出せる)

4、オートマティック(習熟)

人前でカラオケで歌を歌うことで例えてみます。

歌詞を見ながら歌う状態では、2のリコグニションのレベルです。

この状態では人を感動させることはできません。

少なくとも3のリコールの状態に到達していなければ人を感動させることは無理です。

カラオケのうまい人は人知れずアカペラでも難なく歌えるレベルです。

ましてや人を感動させるレベルとなるとどれだけ練習しているかわかりませんね。

インターネットが普及した現在は、「比較、納得,購入」がとても便利になりました。

総合格闘技の現役選手である朝倉未来氏は50万人のフォロワーを超えるユーチュバーでもあります。

素人の喧嘩自慢とスパーリングをやってみたり、ぼったくりバーでお金を払わないで出てこれるかを検証したり本当に面白い動画を投稿しています。

まさに「比較,納得,購入(いいね)」を駆使しているのがわかります。

優れた分析力は格闘技だけではなく、投稿された動画にも生かされています。

おそらく相当読書もしているはずです。

考えるレベルを高めるためには「人に会う、旅行して見分を深める、本を読む」ことが大切です。

その中で最も安上がりなのが本を読むということです。

5ページ読んで面白いと思った本を読みましょう。

その本はきっと最後まで面白いはずです。

1、理解。

2、記憶。

3、実践

のサイクルが大切なのです。

悩みと人間関係に関する不滅の名著といえば、D.カーネギーの「道は開ける」と「人を動かす」です。

悩みと人間関係の名著を読んだとしても、せめてこの目次を暗唱出来なければ実践に使うことは出来ないでしょう+。

それがリコールのレベルなのです。

相当優秀な人間でも最低5回以上繰り返す必要があるのです。

「人に与えた親切は水に流し、受けた恩は石に刻め」ということわざがあります。

まさに大切な事は生涯忘れないようにするべきなのです。

関節ニュートラル整体のセミナーは側頭葉(パソコンにたとえるとハードデスク)に保存すべき内容です。

なんとなくわかったレベルは海馬や前頭葉(メモリーのレベルですから消えてなくなります)に貯蔵されるレベルです。

同じ内容を少なくとも5回は繰り返すべきなのです。

セミナーは同じ内容を最低でも5回以上繰り返すべきなのです。

東大を首席で卒業し在学中に司法試験に合格した山口真由氏(現在は弁護士)でさえ教科書を7回読むだけで難関試験を突破したという内容の本{7回読み勉強法」を書いています。

一つのことを深く掘り下げてはじめてあなたも一流になれるのです。